2月の三連休の話

2月は三連休が2回あった。出血大サービス。

出血してないでこれくらいを通常としてほしいものなのだが、こんなことを言っていると2025年が祝日土曜被りストイック暦になってしまう可能性があるので、ここは感謝を述べたいと思う。ありがとうございます。

 

こんなことを言っておきながら、2/12は仕事だったため三連休ではなかった。可哀想に。その分3月の収入が微増するのでそこは問題ないのだが、とにかく2月の自分がヘロヘロだった。今快方に向かっているから書けることだが精神的にもあまり良くない状態だった。

私には本当に幸せになってほしい。

 

ということで、今回は2回目の三連休(2/23〜2/25)について書いていく。

 

2/23

前日22日の夜は会社の後輩とごはんに行った。そこのコースがかなり美味しくありえないほど多かったため、起きた時顔がむくみ切っていた。美味しいものって塩分なんだなと実感した。

 

どうにか帳尻を合わすため、6キロほど走ることにした。ここまでして帳尻を合わせようとしているのは、翌日にINI京セラ公演が控えているから。ドーム公演の一般で取れた座席なので本人の視界には入らないのだが、まあこういうのは気持ちである。明日の私が楽しく過ごせることを今日の私も願ってるよ!という気持ちを行動に変換すると、私の場合は走ることになった。

 

多分これは人によってお風呂上がりパックを付けたり、アイマスクをして寝たり、栄養ドリンクを飲んだり、朝ごはん用に美味しいパンを買っておいたり、そういうことに変換されるのだろう。

 

せっかくなので、INIの曲を聴きながら走る。アリーナツアーのセトリを調べたところ、MINIが京セラでのセトリ入りを望んでいる曲が数曲あることが分かった。

アリーナツアーと京セラ公演の間でフルアルバムがリリースされているためなかなか読めないところではあるが、どの曲が来てもきっと私は楽しめるはずだ。

 

 

2/24

前述の通り、この日はINIの京セラ公演。

ちょっともう笑っちゃうくらい良かった。CIXさんの曲は全て分かるのでレポも書きやすいのだが、INIに関してはえ!?すご!?を繰り返している間に終わった。円盤が出たら買いたい。

連れて行ってくれた友人、本当にありがとうございます。

去年行ったP1Harmonyの時も同じ状態になってレポを諦めたのだが、今年は文章を書く体力をつけたいので練習も兼ねて京セラレポブログを書きたい。3月中とかにできれば御の字という感じ。ライターの方は本当に凄い。

 

 

2/25

23日の夜、突然高校時代の友人から連絡が来た。

ちょっと思い出したからという曖昧な理由かつ、最後いつ会ったのかすら思い出せないくらい久々の連絡。LINEのやり取りは2019年のちょうど今頃で止まっていた。

 

久々のマルチ勧誘だろうか。高い壺だろうか。この友人は口が達者なのでそうだった場合かなり危険である。

 

個人情報に触れない範囲で書くと、この友人は人と社交的に接することが得意な一方、性格が面倒で捻くれているというとんでもない人間で、いつも本当に勘弁してくれと思っていた。面倒で捻くれた言葉をこちらに投げてくる時、私は信頼されているのだと安心してしまうから。

 

INIのライブ前後で連絡を取っていたのだが、会っていない間の話をしていくうちに楽しくなってきた。話の切り方が分からなくなったのもあり、こちらから「まあまた機会があればごはんでも」と言った。マルチだったとしてもそれはそれで良いかなと思った。ちょっと傷つくけど面白いし。

 

3月の予定をいくつかと、つっこまれるかなと思いながら明日も行けると送る。数分後に「明日空いてるわ」という文字列が飛んできたので笑ってしまった。

そうだった、この子には知り合いは多くても友だちと呼べる人は少ないんだったと思い出した。

 

 

結果、マルチ勧誘でも壺でもなかった。

会っていないから話題が尽きないというのもあるだろうが、会っていなかったにしては言葉が湯水のように湧き出るので笑ってしまった。

お互いたくさん変わったところもあるけど、高校時代から変わらないところもたくさんあるねと話した。面倒で捻くれているところは相変わらずだった。

 

友人は、改めて連絡した理由を話してくれた。

高校時代に聴いていた音楽が今の自分を作っているのだとふと思い、その音楽を知るきっかけがmanaだったことを思い出してまた話したくなった。そう言っていた。

この友人は私の好きなものにすぐハマってくれたことはないのだが、ちゃんと見てちゃんと聴いて、好きになったら時間が経っていても連絡をよこしてくれる。面倒で捻くれていて、それでいてとても誠実で美しい子なのだ。

 

他にもとても眩しい言葉をたくさんくれたが、かなり個人的なことなのでここには書かないでおく。きっと友人は自分の言ったことを忘れていくだろうから、これからこの眩しさは独り占めさせてもらう。

 

 

何となく、また5年くらいは会わないだろうなと思う。友人は心外だろうが、私たちはあまりにも似ていて、ずっと会うことに適していない。どちらかが壊れたら、共鳴するように諸共崩れるのが目に浮かぶ。

 

往生際が悪いなとは思いながらも、ついこないだツイートしたこの世で最も良いKPOP10選をその場でプレイリストにして送った。

友人はまた?本当さ〜〜普段K-POP全然聴いてないんだよ〜〜とぐちぐち言っていたが、いつもこんな調子だったことは覚えていたので素知らぬ顔をしておいた。思いがけないタイミングで聴いてくれることを、私は知っている。

 

詳しくは話さなかったけど、あなたと会っていない間、私にとってはこの曲たちが希望だった。すべての人の希望になるのかは分からない。でも、突然いつかのあなたの希望になる日が来るのかもしれない。私が知らない間に、あの曲たちがあなたを救ったように。

 

希望になった日でも良い、希望だったのだと気づいた時でも良い、また別の希望が見つかった時でも良い。懐かしみたくなった時に、また胡散くさい連絡をしてみてほしい。